妻の借金 返済義務

私が弁護士と法律相談を重ねる中で、教えてもらって非常に価値があった法的知識の一つが日常家事債務(にちじょうかじさいむ)」です。

普段から貯蓄意識が全く無い妻。数日とおかずにネット通販での宅急便が届きます。ギャンブルには興味が無いようなので、それがせめてもの救いでしょうか・・・

もし消費者金融などから借金があった場合、私に返済義務があるのかと弁護士に相談したことがありました。

psychologist.jpg

妻の借金について、夫に返済義務があるか否かの問題に対する答えは、返済の義務は無しです。

妻が遊興費や飲食費などの為に借金をしていたなら、夫に返済義務はありません。

配偶者なので返済する義務があるという説は、あくまでも都市伝説であって、法的には返済の根拠とはなりません。

female lawyer.jpg

逆に、妻の借金に夫にも返済の義務が生じる場合があります。

それは、夫婦(家族)生活に直結する生活の為の費用については、どちらかが借金していても、夫婦で返済する義務があります。

例えば、以下が「夫婦で共有する生活の為の費用」の主な例です。

・食費
・家賃
・光熱費
・家の日用品
・子供の教育費
等々

つまり、夫婦または家族での生活に直接不可欠な費用は、どちらかが借金をしていても、もう一方にも返済の義務があります。

この義務を「日常家事債務」と言います。

「日常家事債務」以外で返済義務が生じる場合といえば、連帯保証人です。たとえ遊興費が目的で借金をしても、連帯保証人になっていれば、返済の義務が生じてしまいます。

joint surety.jpg

私が心配したのは、離婚を前に自暴自棄になった妻が、夫に返済の義務があるとの誤った法解釈から、お金を使いまくらないかとの懸念でした。

私は、弁護士から、夫婦(家族)生活に無関係である妻の借金に対する返済義務は無いとの法的知識と、「日常家事債務」という法的知識を得ることができました。

なお、ここでは私個人の実体験を語っているので、「妻の借金」という表現にしていますが、一般的には「配偶者(妻・夫のどちらか)の借金」という意味です。

私のお恥ずかしいお家事情ではありますが、類似した問題を抱えている方に参考にしていただければ幸いです。

--- 次回に続く ---


弁護士法人Mikata(ミカタ)


にほんブログ村 恋愛ブログ 恋愛・結婚の豆知識へ


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 精神科・心療内科へ